お客様は安心・安全輸送ということに最も力を入れ、設備投資等を行っています。そのため、何かトラブルがあった際に即時復旧させることはもちろん、今後はITVの映像を解析し、「事故が起きる前に防ぐ」というような技術も大切になってくるのではないかと考えています。昨今ではカメラの映像を解析して、ホームに人が転落した際に、それを感知するシステムや不審者を感知するシステムも納入されています。鉄道の遅延というものは、多くの人に影響を与えてしまうシビアな問題です。とくに利用者の多い首都圏では尚更かもしれません。
また、ITVのほかには、駅構内等に設置されたサイネージの視聴率を調べることも行っています。サイネージの上にカメラを設置し、どのような映像がどのような人に響いているのかを検証する試みです。
今後もIT等を活用し、どんどん現場からもアイディアを出し、さまざまな冒険をしていければと考えています。